『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』クリア後感想
『ARMORED CORE VI FIRES OF RUBICON』のクリア後感想いきます。
ACシリーズは今作が初と言っていいです。
今やフロムと言えばソウルシリーズといった感じですが、ACはの初代はそれよりも前。
なので、フロムだけどどういうものなのかなーという感じで遊びましたが、さすがとしか言えなかった。
ネタバレアリです。
まずプレイ前の認識を書いておくと、ロボゲー。各企業が争っているところに傭兵として参加していろいろなミッションを受けていく。
ミッションの内容は様々でゲームが進んでいくにつれ、どの企業につくか、自分がどのような立ち位置の存在になっていくかが決まり、マルチエンドに到達。
とりあえずはこんな感じでした。
ゲームの流れとしては歴代シリーズと大差ない感じですよね。多分。
今回の主人公も独立傭兵として各企業の依頼を受けていくわけですけど、いくら独立傭兵だからって敵対勢力の依頼を交互に受けてたらさすがにどっかのタイミングで後ろから撃たれるだろ!?と思いながらひやひやしてましたね。
しっかしまぁフロム、情報の出し方が上手い。
今作は最小限で最大限の効果を出すやり方をしている。
これが作品によってはあえてぼかすことによって考察のしがいにつながるわけですから、本当に情報の出し方が上手いのでしょうね。
キャラ絵なし、主人公(強化人間C4-621)の雇い主ウォルターと謎の脳内語りかけ声エア以外はほとんどミッション前のブリーフィングとミッション中だけしか出てこないのにめちゃくちゃキャラが立っている。
AC6のキャラは各々に信念みたいな、一本通ったものを持っていて、行動もそれに準じたものなのでなぜこのキャラがこんな行動を……?みたいなのがないのがとても良いですよね。
以下キャラ感想
●ハンドラー・ウォルター
ヒロインその1
どうせ621のことを使い捨てるように扱う手段を択ばない系のやつなんやろな……とか思ってたら621のことをすごい大切に思ってくれるとても良い人だった。
雇い主というよりかはもはやおじいちゃん。621が人間体で出歩けるような身体だったら一緒に食事を沢山してくれそう。好き。
隻眼であってほしい。
●エア
ヒロインその2
どうせこちらに協力するようなそぶりを見せて最終的には裏切ったりするんやろうな……とか思ってたらこちらも621思いのいい精神体だった。
ウォルターもエアもお互い目指すところは違うけれど、それを621に強制しないのが良い、やさしさというよりかは、621をちゃんと人間として扱ってくれている感じがしてとても好感を持てる。
●V.Ⅳラスティ
カッコイイの塊。一回一緒に戦っただけで戦友と呼んでくれる良い人。
機体がかっこよすぎてズルでしょ!
ミッション中のカッコイイ成分を抜き出したらラスティ割合が大変なことになりそう。アイスワーム戦はもうズルです。
それはそれとしてタキシード仮面的に構文が使われてるのはマジで笑ってしまうので勘弁してほしい。
●G-1ミシガン
頼りになる大人筆頭。カリスマ性がやばすぎる。言ってることは鬼教官なんだけど、端々から垣間見えるやさしさみたいなのが好感度を無限に上げ続けていく。
それはそれとしてナンバーズが大体一回はミシガンにぼこぼこにされてるのは笑っちゃう。
大豊がまとまってるのはミシガンがトップやってるからだよね。
愉快な遠足には参加したくないけどBBQ大会とかあったら行きたい。
●シンダー・カーラ
メカニック枠で変人要素モリモリな感じが良い。
「殺しの道具だからこそ ひとつ笑える必要がある」とかいってるけど乗ってるACの笑える部分が一つどころじゃないんだよなぁ。
10連ミサイルを3セットまとめにして両肩背負ってるのはいくら何でもやりすぎだろ!好き!
●チャティ・スティック
カーラが上機嫌になると報告してくるの可愛い。
寡黙ではあるけど結構しゃべってる印象があるのはそれだけ621を気に入ってるからだろうか。
チャティ構文も好き。
要件はそれだけだ、じゃあな。
●G-5イグアス
最終的になんで戦ったのかはよくわからなかったがクソ強かったのでやけに記憶に残っている。
621を野良犬と呼んでめちゃくちゃライバル視してくるけど、こっちは仕事してるだけなんで……。
RaDで一瞬共闘するとき、共闘中は攻撃するとお前状況わかってんのか!?っていわれるけど、敵を倒した途端ウオォお前をやるぜモードになったのは笑った。
なんだかんだで憎めない奴。
●V.Ⅱスネイル
いかにもーな感じの企業にいる嫌味な上役。と思ってたけど部下にも上司にもストレスをかけられすぎて若干かわいそうではある。
それはそれとしてお前ボスの時のやつは許せねぇからな!!
●V.Ⅰフロイト
設定がズル過ぎる。コッテコテのやつなのにもうズル。それで設定的には作中最強格なんだからもう設定だけですべてが完結しているまである。卑怯
V部隊は死んだら番号繰り上げ式なので本人も良くわからんうちにV.Ⅰになってたんだろうな。そしてスネイルの心労が増える。
ルート感想
どれが一番好みかといわれると、ボスとか演出含めるとルビコンの解放者エンドが一番好きですね。一周目にやったのはこっちなんですけどそのせいでスネイルのヘイトがたまりまくりですよ。多分全体で二番目くらいに苦戦した。一番はチャプター4のアイビスシリーズ。あいつほんま……。
ともあれ、全体的にエンディングは希望なんだか、なんなんだかという感じでしたね。621の選択の結果とは言え、その後がいまいち語られないので(そこは自分で考えろというやつかもしれませんが)
戦闘感想
立ち回りゲーでもあり、覚えゲーでもある。最終的には良いバランスだったなと思えました。
クイックブーストに無敵がないのを時折忘れて敵の近接に突っ込んでいって被弾がちょくちょくあって笑っちゃいましたね。切羽詰まってるときほどやっちゃう。無敵時間があったら簡単によけられてたんですけどね、はい。
アセン感想
始める前は逆関節で最後まで行くぞと意気込んでましたがいつのまにか中量2脚になってました。不思議。
一部のボスを除いては右手速射パルスライフル、左手チェーンソー、右肩6連プラズマミサイル、左肩10連ミサイルでクリアしましたね。なんだかんだで自分的にはこれが一番安定した装備でした。
ただ各ルートのラスボス付近は結構武器変えましたね。スネイル戦では肩ドローンとアイスワーム砲が活躍したり、イグアス戦では両肩10連ミサイルに短距離ショットガンとレーザースライサーが活躍したり。イグアス戦、最終ルートだけあって火力と継続戦闘能力の両方が求められるのがきつかった。ハンドガンは確実に弾切れ起こすし、アサルトライフル系はどうしても火力が足りなくて雑魚処理に手間取っているうちに被弾がかさむ、結果そうなりましたというね。奴です。
全体的に大満足!
ACシリーズはこれからも追い続けることを誓いました。
身体は闘争を求めないが、続編を求めてます。