『地球防衛軍5』クリア後感想
『地球防衛軍5』クリア後感想いきます。
兵科はレンジャー、難易度ノーマルでプレイしました。
地球防衛軍シリーズは2をクリアしたことがあり、4.1を買って序盤で積んだままという感じなのでどちらかというと未経験寄りの感想になりますね。
で、思ったのが、失礼ながらも地球防衛軍ってこんな面白かったっけ!?
正直前にやった2はロケランをひたすら撃っていたような記憶しかなく、まだシンプルシリーズの中だったので明確なストーリーもなかったような、ミッション数も少なかったような……。
値段が安いから良いものの、それ以外はまぁ……?といまいち首をひねらざるを得ないような気持でクリアした記憶があります。
それがフルプライスになって、進化を遂げた地球防衛軍、こんなに面白いとは!
まぁ、それはそれとして世界観やストーリーを重視できるようになったからこそ思ってしまうこともありましたが、それはそれ。
まずは予想以上に面白かった。これに尽きます。
敵について
地球防衛軍シリーズといえば、まぁ敵じゃないですか。アリとか、クモとか。とにかく巨大化した虫やらが襲い掛かっていくるという。
ゲームの中で見る分にはまぁ……という感じではありますが、正直飛行型には最初まいりました。あっ、ここでやめてしまおうか?と本気で一瞬思った。
リアルになった虫やらがリアルすぎるんですよね。マジで。
リアルな虫が巨大化しているわけで、細部まで見えるわけですよ。いやーキツイ。
飛行型初登場ステージ。飛行型っていうのはようはハチなんですけど、最初は地上を歩いてたり、その場で待機している。舞台は市街地、団地などがあって、障害物が多くあり視界が遮られる状況になりやすい。
建物の隙間から見える一匹を撃つ。そうすると実はそこにいた十数匹の巨大なハチが反応して飛び立つ。
こちらからすると一匹撃ったら建物飛び越えて十数匹のハチが来た!ってなるわけですが、ここで一旦虫に対する生理的嫌悪感がマックスになりましたね……。
あとダンゴムシの断面、めちゃくちゃ嫌。
エイリアンについてはなかなかいい敵だったと思いますね。序盤では建物を陰にして適切に攻撃をしのがないと倒せないくらいの強敵として。終盤では数と硬さを活かした人海戦術的な感じで攻めてくるのが良い。それに人型らしくヘッドショットが有効なところもよかったですね。
戦闘について
バランス?というか、敵の出し方がとても良いと思った。敵を使い捨てにしないというか。再序盤の敵も最後まで出てくるのがね、良いですね。
最初はそれなりの敵だった初期アリも終盤には数発で倒せる雑魚になるわけですが、それはそれとして物量で押してくるのでうっとおしいし、数がそろうと脅威にもなる。
エイリアンについても同じで、初期エイリアンは中盤からスナイパー使えばヘッドショット一発なのでそれだけやってれば楽ではありますが、やはり数がそろうとこちらの手数的に面倒になる。
後半出てくる重装甲エイリアンは頭がガードされているのでヘッドショットをしょっぱな狙えない上に、武器が全体的にくそ強なので多対一の状況になると確実に押し負ける。
つまり終盤になればなるほど戦略が大事になってくるわけですね。
先に柔い敵の数を減らすか、それとも火力が高くて硬い敵を倒していくか。盾になる建物や、味方NPCの具合も見ながら試行錯誤できるのが楽しい
まぁ難易度がノーマルなのでそこまでしなくてもある程度ごり押しで行けてしまうところもありますが、それは難易度が難易度なのでね。
キャラクターについて
軍曹カッコイイ!グリムリーパー隊カッコイイ!オペレーターそれなりにカワイイ!
満足!
そこまで毎回出番があるわけではないですが、魅力的なキャラが多くて良かったですね。
名無しNPCも周りにいるといろいろしゃべってくれるので楽しいし、露払い程度には戦ってくれるので一緒にいる意味があるのも良い。
でもやっぱりみんな大好きグリムリーパー隊ですね。特別に黒塗りにしたパワードスーツを着て毎回洒落た言い回しとしながら登場するの好き。
実際に他のNPCとは一目見た画だけで動きが違うので先鋭部隊としての格も良い。
グリムリーパー隊の人たち、自分の機体のこと棺桶とか呼んでそう。
中盤くらいから登場するオペレーターは素直に主人公のことをすごいすごい言ってくれるので良かったですね。最終盤はだいぶガッタガタになっちゃってましたが、そもそも人類が一割くらいになってるのに士気が高いままの他のメンツの方がおかしいのでは……?
世界観とEDFについて
そこまで作中で言われてなかったけど、この世界観におけるEDF、謎すぎて怖いですよね。
というか世界観が謎?
巨大虫は始終怪物呼びで、アリに似てる!とか言われないのでつまり作中に登場する怪物の元生物はこの世界にはいないのか?とか思ったり。
世界の生態系が……乱れる……!
あとはEDFですね。今作も侵略してくるところから始まるので元気に侵略生物と戦ってますけど、普段はなにしてんの……?っていうのはすごい疑問で。
作中でも言われてましたが、必要以上の火力を保有して各国に拠点を持っている謎の組織怖すぎる。
まぁ、多分傭兵みたいなことをしてたなかなーなんて思いますけどね。
グリムリーパー隊は初登場時に紛争で一部隊で機動兵器を二機破壊したすごいヤツらとか言われてましたし、レールガンの初登場時にはこれ怪物がいなかったら人間に撃ってたのかとか言われてましたからね。
どちらにしろ言われていることが物騒すぎる!
ともあれ、最初にもいいましたがめちゃくちゃ面白かったです。
ただそれはそれとして、リアル虫的な意味で万人向けでないのは確か。画像で見るのと実際プレイするのとだと嫌さがびっくりするほど違いますからね。
6は続きらしいので、そのうちやります。楽しみ。
人類一割になった後に侵略されたらその時点でダメでは……?