ゲームの感想残すべし!

プレイしたゲームのレビュー風味な感想をやっていきます。

『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』クリア後感想

『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』クリア後感想いきます。

 

『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』はInsomniac Gamesが開発したゲームですね。

 

ジャンルはオープンワールドアクションゲームでしょうか。

もっと簡単に言うならスパイダーマンなりきりゲームですよね。

ともあれ、前作に引き続き良かったですね。

 

前作で蜘蛛に噛まれ、スパイダーマンとしての力を開花させたマイルズ・モラレスは、師匠でもあり相棒でもあるピーター・パーカーと日々街の平和を守っていた。

そんなあるとき、ピーターが恋人のMJの仕事に付いていくため、ニューヨークをしばらく離れると言う。

一人でニューヨークを守ることになった新人スパイダーマンに降りかかる試練とは……。

 

魅力的なオープンワールドには何が必要なのかと考えたとき、それは世界観と移動手段だと思います。

というより、僕自身オープンワールドとあまり相性が良くないので、そこで爽快感や没入感を得られないとどうしてもやる気が落ちてきてしまう。

で、今回の『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』ですが、そこに関しては最高の一言に尽きます。舞台はニューヨークなのでそこまで特徴的ではありませんが、やはり移動手段ですよね。

スイング、電灯やビルの角にウェブをひっかけて加速、ビルの側面を走りジャンプからのスイング。

スパイダーマンとしてニューヨークの街を移動する楽しさが全て詰まっていますよね。

これが楽しすぎるせいでファストトラベル機能がだいぶ空気な時点でお察しです。

 

で、この楽しいスイングをして目的地に向かっていると、街中で犯罪が発生するんですよね。

見逃すわけにはいかないので介入、解決!「ありがとう!スパイダーマン!」なにて言われながらまた街中をウェブでスイングしていく。

 

これはもしや、自分がスパイダーマンなのでは……?と錯覚を覚えること間違いなし。

 

犯罪自体は無視できますし、解決してもメリットはそこまで大きくありません。要は今やらなくてもいいことなんですが、これが世界観と、自分がスパイダーマンになることへのシンクロ率をすごい上げてくれるんですよね。

 

街をスパイダーマンとして移動しているだけで最高なゲーム。つまり最強なのでは?

 

キャラについてですが、マイルズ・モラレスについてはぶっちゃけあまり知らない人も多いんじゃないかと思います。映画くらいしか触れてないと基本的にスパイダーマン=ピーター・パーカーですしね。

実際僕もその一人で、映画版スパイダーバースでしっかり存在を認識したくらい。次にこのゲームなので相当お久しぶりの知らない人って感じです。

どちらも設定としてはスパイダーマンの力を手に入れたばかりで精神、能力共にまだ未熟。作中で葛藤や試練を乗り越えることで真にスパイダーマンとなるといった感じでしたので、今回のゲームも違和感なく入っていけました。

 

ぶっちゃけ前作の大型DLCなんじゃないのってやる前は思ってました。というか、そう思っていたので今までスルーしていたんですよね……。

 

と思ったら、ちゃんとマイルズの物語でした。スパイダーマンとしても、また人としても答えを出し切れていない彼が否応なく巻き込まれていき、ただその中で自分なりのスパイダーマンを見つけていく話は、おそらく前作のピーターではできなかったことでしょう。

彼なりの答えを目でも耳でも示されたとき、やはりというか、マイルズのことが大好きになっていました。

 

マイルズが彼なりの答えを出していく物語としてちゃんとやってくれたので、むしろこれから発売されるMarvel's Spider-Man2ではダブル親愛なる隣人としてやってくれそうな安心感と、また会える喜びを今から感じています。

 

こと戦闘ではピーターとマイルズ、どちらも特徴的で楽しいので、是非とも続編ではどちらもプレイアブルになることを祈っています。

 

それにしても、映画版スパイダーバースでも思いましたが、マイルズとヒップホップとグラフィティ等の親和性は何なんでしょうね。

単に合っているというのもありますが、まぁこれついては深く掘っていくと、黒人とヒップホップとはとかの、少し別の話になってくる気がするのですげぇ合ってるな!ということに留めておきましょう

 

ともあれ、『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』良いゲームだった。スパイダーマン最高!

少しでもスパイダーマンに触れたことがあるならやって損はないでしょう!