ゲームの感想残すべし!

プレイしたゲームのレビュー風味な感想をやっていきます。

『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』クリア後感想

『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』クリア後感想いきます。

 

『ライザのアトリエ 〜常闇の女王と秘密の隠れ家〜』はガストが開発したゲームです。

ジャンルはRPGですかね。

いやー面白かった!

 

ライザリン・シュタウト(ライザ)はクーケン島のラーゼンボーデン村に住むなんてことない農家の娘。幼馴染のレントやタオと一緒に刺激のあるものを求めていた。

ある日、島から小舟で抜け出したライザは、行商人の娘のクラウディアと旅する錬金術師アンペル、彼と共に旅をしている戦士のリラと出会う。

その出会いが彼女を錬金術の道へ進ませ、その後の運命を大きく変えることになるとは、この時は彼女自身も思っていなかったのだった。

 

ガストが開発しているアトリエシリーズの、現行最新シリーズですね。

ロロナ、トトリ、メルル少し、ソフィー少し、マナケミア1,2くらいのプレイ経験しかないので、シリーズの繋がりはないと知っていても、やるならロロナくらいから追っていきたいなーなんて考えていたのですが、誘惑には抗えなかった。だって、面白そうだったんだもの……!

で、実際プレイしてみてですが、いやまぁ無理に間をやる必要はないなと思いました。なんせ、ほとんど別ゲーになってるんですものね。

 

個人的な感想ですが……

長らくアトリエシリーズは日数制限アリで、その中でどれくらい効率よく理想の状況にもっていくか、どうやって行動するかの選択を考えながら楽しむゲームでした。マルチエンディング性なこともあって、いわゆるチャート作りが楽しい作品でもありましたね。

途中の作品からその日数制限がなくなり、そこからはゲーム内容、というか楽しむポイントが大きく変わりました。日数制限のなくなったアトリエはストーリーを楽しみつつ、納得するまで錬金ができるところが最大の長所ですね。

良い材料を取る、そこから良い素材を錬金、そしてそこから良い装備などを錬金。強い追加効果を引くまで材料を集め続けることもできますし、やり直しもきく。

二つとも最終的に理想を追い求めるゲームではありましたが、その理想がだいぶ違った形になっているなと感じました。

 

で、個人的には後者のほうが相性が良い。

というより、これは難易度の問題もあると思うのですが、日数制限付きって難しくないですか? 

正直トトリのトゥルーエンドは攻略チャート見ながら何回やってもできないので諦めてしまいましたし、某女神異聞録の外伝でもコミュやら完全にするためにはガッチリ組まないといけないじゃないですか。正直ハードルの高さを感じてしまいますよね。

と、いってもトゥルーエンドやらは他でいうと最強の裏ボスを倒すぜ!みたいな話でもあると思うので難しいのは当然だとおもうのですが。

それはそれとして、やはりプレイ中は焦ってしまって、よほど面白さが担保さされていないとやらないかなという感じではあるのです。

 

 

今作、何が一番楽しかったかというと、ゲーム終盤の錬金。これが最高に楽しかった。

最強武器を作る為に、最強の素材を作る為に、最強の追加効果を持つ材料を採取。

素材は一回錬金しただけでは必要数に達しないので、複製する必要がある。そのために複製できる機能を使う専用リソースを稼ぐぞ!

やった!ライザの最強装備ができたぞ!次はレントの最強装備を作る為に最強素材を複製&必要素材採取etc……

かかる時間を気にしない状態で、あれをするためにはこれが必要でこれを取る為にはここまでいってこれをしてそのあとこれをしてあれと戦って粘って粘って粘って必要なもの手に入れてやっと作れたぜ!の快感が凄まじい。錬金って奥が深いんだぁ……。

 

過去にディスガイアとかで時間溶かした経験がある人がこういうのしっかりやったらいけないんですよね。えぇ知ってますとも。

 

 

と、錬金に目が行きがち夢中になりがちでしたが、今回キャラもストーリーも良かったですね。

ライザ、レント、タオ、クラウディア、他一名の子供組。アンペル、リラの大人組。

それぞれ良さがありましたが子供組のやりたいことがうまくできない、見つからなくで燻っている感じからの、大人組に導かれてやりたいこと、目指すことが見つかっていく。少年少女の成長譚として良かった。ジュブナイルってやつですね。なんか最後には立派になっちゃってまぁと親目線になりましたよね。

大人組の話は子供組と比べて簡素に感じましたが、過去との決別、決意、導くものとしての魅力などが詰まっていてこれも良かった。

 

キャラ的には錬金術師組がデザイン含めて結構好みでしたね。ライザは性格、太もも、はい。アンペルのあのキャラデザからお出しされる常識人枠のギャップに結構やられましたね。というかあのキャラ絵、ゲーム内で見るまで知らなかったので見た瞬間あざてぇ!って叫びそうになりました。なんだそのドーナツは。

 

最初は閉鎖的な田舎の話かと思っていたら、思いもよらぬ真実が待っており、やがては世界の命運へと……。どこかでストーリーの規模が小さめというのを見ましたが、そうは思わなく、むしろ意外とでかい話だったな!?と思いましたね。

このゲームってタイトルが『ライザのアトリエ』じゃないですか。で、アトリエは錬金術がメインなわけで、強い装備も道具も作れますし、強い敵とも戦う必要もありますけど、それは錬金術師にとっては過程の一つでしかないんですよね。

そういう意味では、最後辺りの展開が結構驚きましたね。よくよく考えればそこで終わるはずないじゃんって感じなんですけどね。

 

ともあれ、面白かったですねー。2も3もやります。

さっそく2の公式サイト見に行ったらしっかり成長してるタオにやられました。

気弱なおどおど系低身長少年が久しぶりに会ったら背が伸びてしっかりしてるの、二重の意味で反則。